【新改訳改訂第3版】
ヨハネによる福音書3章1節~10節までを紹介します。約2000年前のイエスキリストと当時の学者との会話です。現代においてもほとんどの人々は知性で、つまり頭で分かっているつもりの聖書の箇所です。しかし、人生経験として体験を通して本当の意味を理解している牧師やクリスチャンは少ないのです。この事実は「神」の方から直接近づいて来て教えていただかなければ誰にも理解できない「隠された奥義」です。
その事実を下記の聖句を読んでみて下さいね。この聖書の箇所は現代にも適応できます。
あなたが理解できるように私は祈ります。
★★
3:1 さて、パリサイ人の中にニコデモという人がいた。ユダヤ人の指導者であった。
3:2 この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられるのでなければ、あなたがなさるこのようなしるしは、だれも行うことができません。」
3:3 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
3:4 ニコデモは言った。「人は、老年になっていて、どのようにして生まれることができるのですか。もう一度、母の胎に入って生まれることができましょうか。」
3:5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。
3:6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
3:7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
3:8 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。」
3:9 ニコデモは答えて言った。「どうして、そのようなことがありうるのでしょう。」
3:10
イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こういうことがわからないのですか。
★この聖書の箇所は大切な「奥義」です。つまり、自分の方から神様へ近づいて行くのではないのです。神様から示してくださる神の国の「奥義」です。人間の努力や悟りでは、到達でません。ニコデモはイスラエルの学者のトップクラスのエリートです。それは幼子のような「単純明快」な疑問の中に凝縮されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿